店内の寸法取りするタイミング
今回は、店舗内部の計測時期の記事になります。
居抜き店舗をそのまま使用する場合は、店内の寸法・照明音響・家具の計測とメモ取りします。
所要時間は、20坪の店舗で60~90分位。
スケルトンから内装立ち上げる場合は、内装完成後に一気にしてから店内の寸法・照明音響・家具の計測とメモ取り。或いは、工事進捗に合わせて数回に分けて店内の寸法・照明音響・家具の計測とメモ取りします。
所要時間は、居抜き店舗の倍以上かかります。
それぞれ解説します。
居抜き店舗の計測・寸法取りの時期

すぐにでも店内計測や照明音響・家具をメモ取りできる状態。
お仕事受注が決まれば、お店の方の都合を確認して作業時間90分ほど作ってもらう。過去の図面があれば貰う。
その際の確認ポイントは、テーブル、イスの交換やソファー、クロス、カーペットの張替え、或いは修繕工事・造作工事をするかしないか?必ず確認します。造作箇所によっては、図面や求積が変わることもあります。
内装設備の手直しがある場合は、現場確認して図面・求積に反映させます。
スケルトンから内装立ち上げの場合の計測・寸法取りの時期
スケルトンから店内立ち上げの場合は、デザイナー・内装工事業者と打ち合わせが必須です。
店舗が完成して家具が搬入設置されてから、計測と家具設備をメモ取りするのが理想ですが、図面完成時期が遅くなります。
手間暇かかりますが、工事進捗に合わせて、こまめに店舗に訪問して計測や内装確認したほうが、結果として短期間で図面仕上がります。
確認ポイントは4つ!
工事進捗スケージュールから下記を考慮して計測等の時期を決めます。内装の変更や工事遅れなどでスケジュールは流動的です。
- 「計測が可能な時期を確認する」
内装仕上げ(軽鉄・ボード貼り)の後、クロス貼り工事の直後。 - 「照明音響設備の設置の時期」
照明音響の設置の時期。位置や種類が事前に分かればベター。 - 「家具の搬入設置の時期を確認する」
家具設備の配置や個数をチェック。
家具搬入後に梱包解かないで店内に大量のダンボールが積まれ、店内の歩き回ることができなかったり、計測できない場合もある。要注意! - 「店内に入れない時期を確認する」
床工事の期間は店内を歩き回れないことがある。壁や天井の吹付施工中も店内作業は難しい。